さて、カオス2015である。
このブログのIDがkazuwo2015なので何か似てるなあって思って行ってきた。

展示は神戸芸術工科大学の卒業展示である。
卒展っていうのは興味深い。
卒業を機にプロになる人もいるだろうけど、きっと多くの人がこれを機に毎日のように創作活動をするなんていう生活が終わってしまう。

4年っていう準備期間を経て、それも制約なしに、一つの作品を作った成果なんだから、凄いものが観れる予感がする。

だがしかし、残念ながら私は芸術方面にはとんと疎い。

そう、お目当てはKOBerrieS♪のいちこメンバーの作品を観ること。
そして、名刺を貰って帰ってくること。
この2点である。

 
カオス!

今日までの開催なので、この記事を読んでよっしゃ、行くぞ!ってなった人がいたら、ここから先は読むのを待った方が良いかもしれないよ。
ネタバレ含むから。

無事、入手したすみよしさんの名刺。
 
私が来た時点で残りは10枚を切っていた。
追加されるのかなあ?

疎いけど、いくつかの展示を観て気が付いたのは額である。
私は絵を観る時に、額が気になるっていう面倒くさいタイプである。

何か違和感を感じるな、と思って気が付いたんだけど、ほとんどの作品が額が付いていないキャンバスのまま展示されている。
まあ、額って高いからね。
卒展ってことを考えると、その方が雰囲気があるか。

で、我らがいちこちゃんである。

 
白のもこもことピンクのフワフワがあるけど、このピンクの部分は額である。

 
たまに絵を観に美術館なんかに行くけど、額に毛を生やす人なんて初めて見たw
額を含めて作品であるって考えると、ここに工夫するのは必然な気がするけど、そんな人あんまりいない。

大きい方の絵。
 
額にも絵を描いちゃってる。
したり顔で評論すると、「表現したいことが多すぎて、キャンバスという枠を超えて額にも溢れている」なんて感じかな。

額に絵か。やっぱオレのいちこは凄いなあって思って気になったのはサイドの部分。
流石のいちこもここには描かないだろうと思って、横から覗きこんでみた。

 
側面まで絵が描かれている。
って、内側の側面にまで。
どの角度から観ても作品が成立するようになっている。

気になって下側も観てみたんだけど、これは会場に行ってからのお楽しみということで、答えは書かないでおこう。

額にも気を配るっていうのはやはり、KOBerrieS♪活動を通じて身に付いたのかな。
絵は演者で、額はステージ、そんな感覚。
どっちも大事である。


会場でいちこさん向けにちょっとしたイタズラを2つ実行してみたんだけど、届いたかなw

神戸芸術工科大学卒展[学部・大学院] カオス2015 | 神戸芸術工科大学
http://www.kobe-du.ac.jp/2015/01/46378/