さて、前回の続きである。
この掲示物はバス停の桂離宮前の近くにあったものだ。
このまま桂川の方に行って左折すれば桂離宮に行けると思っていたのだが…
引き返して15分ほど。
思ったよりも遠かった。
奥に受付のようなものがあるぞ。
あれだな。
ろくに調べもせずに出発し、電車の中で調べてみたらなんとこの桂離宮を見学するには事前受付が必要だという。
しかも見学はガイド付きのツアー形式だという。
てっきりふらっと入れて好きなようにウロウロできるものだと思っていたのに、中に入ることすら叶わないなんて…
だがしかし、公式サイトをよく見たら当日受付の枠もあるという。
人数は若干名という感じか。
これは僕の考えであるが、きっと桂離宮を見ようなんて人は真面目でちゃんとした人たちが多いだろう。そんな人たちはちゃんと事前に調べて受付できる状態でここに来るに違いがない。
ということは当日受付の枠はけっこう空いてるんじゃないかな。
ダメもとで当日受付の可否を確認するとすんなりとOKだと。
整理番号は1番。
そんないい加減な人は今のところ僕だけのようだ。
受付時には身分証明証の提示が求められるので身分証を常時持っていないぐらいにいい加減な人は受付できないみたいなので注意が必要だ。
30分後が集合時間。
さて、どうしたものか。
受付の方が佐々木希ちゃんみたいな美女であったら適当にお話でもしたいところだが、佐々木希ちゃんにはちょっと似てない感じだったのでその辺を散歩することに。
っていうか、あの受付の人たち暇だろうなあ…
桂川の方へ
徳大寺樋門の遺構
徳大寺といえば自動車評論と相場は決まっているが、思い返してみると徳大寺さんの評論を読んだことはない。面白いのだろうか?
桂川
橋というのは良いねえ。
あぶない!と書いてあるのでいちおう行ってみる。
排水施設とは?
宮内庁が管理している排水施設なんてとてもやんごとない感じがするな。
もしかしたら聖水のようなものかもしれない。
ちょっと水浴びでもしていこうか。
聖水という感じはしないね。飲んだらお腹を壊しそうだ。
集合時刻になってので再び桂離宮へ。
チケットをゲット
参観券は1000円
参観証は3番だった。
あっ、これってこれを書いたら桂離宮の中の人に僕が特定されてしまう情報なのでは…
あぶない!と思ったが、まあよく考えると特定されようがされまいが大した問題ではないか。
桂離宮の中の人にとっては僕なんて塵芥の類だ。
説明書を読んでいると、ここの庭の特色は敷石にあるという。
水はけが良いんだって。
僕の庭には屋根があるから雨が降ってもぬかるんだりはしないのでこの点では僕の庭の方が優秀だね。
理由はググったら出てくると思うけど、珍しく池の水がない状態なんだって。
日照りじゃ!
僕はとても背が高いのでツアーで回ると他のお客さんがこのように見える。
この門がなかなかに大した門であるとガイドの方が教えてくれた。
雨が降っても大丈夫。
うーん、やはりこの庭は池に水があることによって完成するのかな。
また来なきゃならないね。
珍しい光景を見られたという点では面白い体験だし、水がある普通の状態の時にまた来るのが楽しみだ。
寝転んだ感じアングル
月見台だという。
こんな庭付きのお家なんて今からどんなにお金持ちになっても自分のものにはならないってことを考えると、それが維持管理されてて多少の手続きで見学できるってのはなかなか良いものだね。
終りの方
写っているおじさんはツアー客の後ろからずっと付いてきてた中の人。
テロ対策とかそんな感じなのかな。
ってことは何らかの武闘の達人だったりするのだろうか。
とこのような感じの八条宮家のお庭であった。
まあ僕の庭の方が色々と便利だなあ。