さて、吹田到着である。

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お腹がすいたかというとさにあらず。
先ほどのあさりうどんで割と十分に満腹だ。こうして考えてみると普段如何に無駄に沢山食べているかがよく分かるよね。


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吹田駅といえばアサヒさんの工場がある街として有名だ。
おそらく尼崎で販売されているアサヒスーパードライは全てここで生産されているのだろう。
少し前までは西宮にも工場があったが、工場が1つぐらいなくなっても特に問題がないものなのかな。
その辺の事情はよく分からない。


この出入り口から関西のほとんどのアサヒスーパードライが出荷されていくと思うと興奮するし、この場所がテロリストに占拠されたら大変だ。
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アサヒスーパードライの入荷を中部地方か中国地方から待たねばならなくなる。



ということで、最近の私はすっかりドライ派だな。
日常的に飲むという点でアサヒスーパードライはバランスが良い。
週に1度しか飲まないなら他に選択肢があるが、毎日だとこれぐらいのが具合が良い。


駅前の観光案内板
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これといった観光の名所はないようだ。いちばんの名所はきっとアサヒ社の工場見学なんだろうけど、今はやってるのかな?
そういえば、僕はここの工場見学をしたことがないし新コロナ禍が収まったら見学しに来よう。

ビール工場見学|吹田工場|アサヒビール 

駅の西側は基本的にアサヒの工場しかない感じなので東側を散策しランチ店を探すことに。

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なんだかよく分からないけど吹田さんくす3番館は営業中らしい。
とはいえあまり僕には関係のない名前が並んでるな。

視線を前に向けると
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なるほど、やってない感にあふれてる。

視線を左に
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いちおう地図でイオンがあることは確認していたが、このタイプのイオンか。
ありがとう40年と書かれていることから、大規模修繕工事の真っ最中ということらしい。

とりあえず地上に。

なにやら面白そうな飲食街への入り口を発見。
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味の地下のれん街
こういう地下飲食店街というのはわくわくするよね。
我が街、尼崎で地下飲食店街といえばリベルの地下だがあれはちょっとなあ…
まあ、いくつか営業しているお店はあるしここからの巻き返しに期待だ。

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うーん、来た時期が悪かったかな。
中華の珉珉さんというのは営業していた。
中華料理店はけっこうな割合でこの屋号だが、珉珉ってどういう意味なんだろう。
日本人の感覚だとなんだか眠たくなってくる感じだが…

ということでググってみた。

まず珉珉の意味
よくあるご質問-餃子 宇都宮みんみん 
開店当時は漢字で「珉珉(おうへんに民という漢字を二つ並べてみんみんと読みます)」と記していました。その漢字の古い字体には、偏に「王」ではなく、宝物(大理石)を意味する「玉」がついていたそうです。
やがて「珉」になったわけですが、その頃から「庶民の宝物」といった意味を持つようになりました。
※当店は平成18年夏より「宇都宮みんみん」になりました。


玉に似た美しい石。

珉珉という屋号
1953年(昭和28年)1月、大阪の千日前に1号店をオープン。創業者は古田安。古田安は前衛画家でもあった。関西の前衛美術グループ「鉄鶏会」の中核メンバー。当時まだ日本人に馴染みのなかった餃子を「焼き餃子」という形で提供することで爆発的ブームを巻き起こした。以降、近畿地方における大衆中華店の草分けとして京阪神を中心にチェーン展開を行い、暖簾分け店も全国各地に多数存在する。

それにしてもインターネットというのは便利だね。
ほんの10何年か前だと図書館に行って調べないと分からないようなことが目の前のパソコンをポンカラキンコンカンと操作するだけで分かってしまう。

まあ、出てきた情報が全て正しいかというとそれは誰も保証してくれないんだけどね。

でも、そういうのは実際のところ昔とそんなに変わらなくて、現代の方がフェイク情報や勘違いに基づいた情報がたくさん出回ってそれがたくさんの人の目に触れる可能性が高くなってるってことで、じゃあその分、誤った情報が正される可能性も高くなっている。
なんだか大変な時代になったものだ。

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2番館の飲食店街を探すがよく分からない。こういう探検は楽しいな。


シークレットガチャがたくさん置いてある。
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最近はトレカも自販機でGETする時代なのか。

出た、味の6番街
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だがしかし


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飲食店は1軒だけ。
ゲームセンターみたいなアミューズメントスペースは新コロナ対策のため閉鎖中。


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味の6番街というぐらいだからかつてここに何店かの飲食店があったんだろうな。
その生き残りの田毎そばさん

そして1F部ランチメニュー

モノクローム - 吹田(JR)/喫茶店 [食べログ] 
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よし、とりあえず街に何も目ぼしい店がなくても、ここに戻ってくればいちおうランチは食べられそうだ。
やはり初めての街だとこういう保険を確保しておくのが重要だよね。
焦って頓珍漢な店に入ってしまうという事故が防げる。

駅前の商店街
事前に見て気になっていた店
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へえ、ほんとに入籍するんだ。
最近、こういう感じに変わった名前のパン屋さんをよく見かけるけど、チェーン店なのかな。


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メインから外れた通り
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新コロナ禍でなければこういう感じの通りに活気があるんだけど、なんか今はイマイチっぽい。
まあ、ランチのピークタイムを過ぎてるせいかもしれないけどね。


ここも地図で気になっていたお店
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おいしんぼさんである。
仲が悪いような雰囲気なのになぜか親子で一緒に経営しているようなお店を想像してしまうがどうなんだろうね?

旭通商店街の端っこに行列ができている。
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何の列かな?
どうやらこの吹田界隈で人気のお店とり信さんの唐揚待機列のようだ。
関西、それも梅田や難波以外で行列を見掛けることは稀だ。で、東京だとどこ行っても並んでて辟易とする。この辺が住民の感覚の差かと。(まあ、東京の場合過密すぎてお店の数が足りてないってだけかもしれないけど。)

その関西の地方都市で超安売りセールをやっている訳でもないのに行列とかこれは凄い店なのかな。
さすがに唐揚をここで食べてセカンドランチというのもあれなので、後で買って帰ろう。
後で来たら列もなくなってるかもしれないし。

で、そのとり信から交差点を渡るとまた商店街がある。
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新旭町通食品街である。
っていうか、今気が付いたけど、この旭ってアサヒから来てるのかな。

我が街、尼崎の三和本通商店街も三和銀行がその名の由来だというしね。
尼崎の場合、肝心の三和銀行の名はなくなってしまってけどね。
いちおう店舗としては元の位置のままで営業してるけど、最近の尼崎市民にとってはなぜあの商店街が三和商店街なのか疑問に思ってしまうのかな。


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いちおう調査しておくか。
めぼしいランチ店は発見できず。


表通りにて、情熱食堂という怪しい食堂の看板を発見した。
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見た目はパチンコ屋さんだが、食堂なのだろうか?
ググってみるとパチンコ併設の食堂のチェーン店らしい。
これはパチンコ屋さんにとっては良いアイデアになるのかな。
お客さんを餌付けして毎日、自分の店に来るようにできれば良いことばかりだ。

メニュー紹介のチキン南蛮の欄の「本場宮崎で認められている味」は流石に適当過ぎると思うけどね。
値段は意外と高いな、という印象。

周辺をウロウロして戻ってきたけどやはりまだ並んでいる。
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さて、ランチをどうしたものか。

とりあえずいつもの地図を発見したので、いちおう載せておこう。

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とり信さんの筋を西へ
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王将を発見。
まあ、通常なら出先の王将なんて見向きもしないんだけど、ここの王将はちょっと気になるね。
(王将はお店によって中身が全然違うってことは知っているが、それをフォローできるほどに出歩かないので現状は基本スルーという姿勢である)

王将だけど、ポイントカードとか特典券は使えませんって店の前に書いてある。
変だな。

人気メニューが復活したと。
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元町ラーメン?神戸か?
と、この時は思っていたが後で調べるとこの辺りは吹田の元町なんだね。
元町カレーというお店もあったが、あのお店も神戸かぶれという訳ではなくて地元のカレー屋さんだったわけだ。

これは面白うそうだ、と入店
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卓上調味料
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メニュー
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たしかに皆が知ってる餃子の王将に似てるがなんか違う。

オーダーはもちろん復活したというまどか定食である。
なんでまどかなんだろう。
きっと店長の想い人の名前が「まどか」で色々あって復縁したか、もしくは吹っ切れたのか。
どちらにしろまどかさんが好きだったのがこの組み合わせなのだろう。

まずはマーボー丼とスープ

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あとから唐揚

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なかなかのボリュームだな。
まどかさんはよく食べる人だったんだろうなあ。
きっとその食べっぷりに店長は惚れてしまって…

で、後でググってみたらこの王将さんはかつては餃子の王将だったようだ。
そういうこともあるんだね。王将。

餃子の王将時代の食べログ
【閉店】餃子の王将 吹田店 (ギョウザノオウショウ) - 吹田(JR)/餃子 [食べログ] 

今の食べログ
王将 - 吹田(JR)/餃子 [食べログ]