さて、日曜日のお出掛けである。
福知山のアイドルのHappy3daysさんがやくの高原まつりに出演するという情報をキャッチ。
ちょっと行ってみることに。
っていうか、やくのってどこ?
漢字は「夜久野」みたい。
上夜久野なんて中二っぽくてかっこいいね。
ググってマップを確認。
我が街、尼崎からだいたい直線で80kmぐらい。
80kmという距離は琵琶湖の沖島までの距離と同じぐらいだといえば分かり易いかな←
フルマラソン2回分で秀吉軍がガチで一昼夜掛けて進めるぐらいの距離である。
まあ、要するに結構遠いよね。
このぐらいの中途半端な距離はより遠く感じるよね。
夜久野行くより東京行く方が時間が掛からないというw
8時に家を出れば東京なら昼前には着くけど、夜久野到着は余裕で昼を回るという不思議な距離感だ。
今回の旅もこの庭の宝塚ワープポイント利用。
10分に1本ある宝塚線である。運賃はなんと220円。
阪神尼崎から宝塚へのルートとしてはこれが最短最安じゃね?
バスに揺られて小一時間
改札の雰囲気が尼崎とはちょっと違うw
バスの中で色々と考えた結果、帰りの分の切符も買っておくことに。
田舎の駅って切符の買い方がよくわからない。
乗り方、降り方も難しい。
ワンマン運転で停車駅で開かないドアがあるなんてもはや理解不能だ。なんか車内に運賃表とか掲示してあるし、これは難易度が高い。
そして…
篠山口から先はICカードが使えないという。
乗れても降りれないとか怖くね?
そういう色んなリスクを回避する手段が事前切符購入だ。
篠山口行きの僕専用丹波路快速が来た。
乗車中、暇なので到着時間を調べてみたら思っていたよりも遅い。
どうも接続が悪いw
篠山口と福知山でそれぞれ30分の待ち時間が発生するプランに知らないうちに乗っていたようだ。
困ったなあ。
まあ、開演時間には余裕を持って出発してるから問題ないんだけど、待ち時間をどう過ごそうか。
そこで思案していると、思い出した。
途中下車の旅。
長距離切符だと途中下車という裏ワザが使えるとか、そんなのがあったはず。
車内で調べているとどうも100kmを超えると途中下車ができるというルールらしい。
確か大阪から福知山が100kmぐらいだから、宝塚から上夜久野だと…?
分からない。
そこで色々と調べてみると、営業距離を調べることができるサイトがあたりして、それによると100kmを少し超えてるみたい。
そんなのは切符に書いとけって思ったけど、それも調べてみると切符を見たら分かるんだね。
途中下車が出来ない切符は下車前途無効の表示があるとのこと。
100kmを超えると乗車券の有効期間が2日間になるとのこと。
ということはこれは途中下車の術が使える切符だ。
電車は篠山口駅へ。
乗る予定の電車まで30分程ある。
改札で手間を掛けて他の乗客の迷惑になってもアレなので人が引いてから、改札へ。
慣れた感じで「途中下車で」と告げてみたら、「あ、はい」とハンコを押してくれて無事に途中下車に成功した。
生まれて初めての途中下車だ。
アイドルを追いかけてみると、変わった体験ができて面白いね。
とはいえ、篠山口駅前には何もない。
いやまあ、家とかはあるけどね。
そんな駅前でも、駅のホームでぼさっとしてるよりはマシだろう。
こんな感じに限定スタンプをゲットできる。
黒豆と豚殿様かな。
篠山口駅の駅舎
確か以前18切符でここに来たときも見たような記憶がある。
落書き
民度を示すよね。
篠山城の方まで行けば街があるみたいなんだけど、ここは住宅と田んぼしかない感じ。
城の方まで行く時間はないしなあ…
次があったら事前にプランを立ててみようかな。
分水界はあった。
鉄板焼き屋さん
「うおけんまえだ」さん
川、というより水路か。
田舎の水路の水が綺麗だとは限らない。
意外とここは都会なのかもしれないけど。
実って垂れてるのか、台風でやられたのかは定かではない。
無事、収穫できると良いね。
駅中のおみやげ屋さん。
実はこういうスペースには無限の可能性があると思うんだけど、無限の可能性を試すような人はこういうスペースで働くことがまずないという現実。
乗換の電車に乗車
あっ、この駅降りたことあるw
そして1時間ほどのち福知山駅へ。
始まりの街である。
でも、ここは今回の目的地ではない。
さっさと次の電車に乗りたいけど、ここでもまた30分待ちだ。
2度目の途中下車の術。
30分程度ってのは使い方に困る時間なんだよね。
どこかでランチを食べようにもそのぐらいの時間だと超慌ただしい。
っていうか、今回のランチはやくの高原で食べるつもりだし。
結局、適当にその辺をウロウロして再び電車へ。
今回の下車が4回目になるのかな。福知山。
単線名物の対向列車との待ち合わせ駅の車窓。
近くの乗客から「あ、あれ栗や」と聞こえてきたので探したみたら、これだな。
まだ青い栗の実だ。
栗なのかな?
そして、今回の始まりの駅に到着。
かみやくのである。